蛍光色日記

ポルトガルにワーキングホリデービザで滞在中、もう31歳になった人のブログ

Couchsurfingをやってみよう!

Couchsurfing(カウチサーフィン)ってご存知ですか?
カウチサーフィン - Wikipedia

国際文化の交流を目的としたSNSで、全く面識のない旅人と知り合いになって家に泊めてあげたり、一緒に観光したり食事したり、逆に自分が旅行者なら、現地の人と知り合って泊めてもらったり…といったようなことができます。

似たようなサービスにAirbnbがありますがこちらは有料(=お金を払う分気を使わなくて良い)、一方Couchsurfingは無料ですがホストとゲストが時間をシェアすることが主たる目的ですので、お互いそれなりに気を遣うことになります。

まだまだ日本でやっている人が少ない、というか特に女性は少ない!(まぁでも見ず知らずの人を家に泊めるのって普通に抵抗ありますよね)…ということで、関西在住一・人暮らし・30歳女・間取り1Kの賃貸に住んでいる私の経験をちょこっと書いてみたいと思います。これからCouchsurfing始めようという方の参考になればこれ幸いです。

さて、私がカウチサーフィンを知ったのは2012年。当時勤めていた会社の海外現地メンバが日本へ出張していたときに「旅行が好きならやったらいいよ!」と、すすめられてアカウントを作成しました。結局そのときはアカウントを作っただけで何もせず2年以上放置していたのですが、2015年春頃から本格的にホストをはじめて、2年半ちょっとの期間で延べ20人以上をホストしています。

◆1Kなので部屋はシェア、2泊以上するゲストにはスペアキー貸し出し
 何か盗られるとか壊されるとかそういうことはこれまで一度もないです。逆に最近、ゲストが旅立ったあとで心当たりのない千円を見つけたことはあります 笑
 女性であれば、男性のゲストは避けた方が無難。いい人ももちろんいますけど、ヤるのが目的の人もいます。私の経験上(未遂で済みましたが)そこんところは評価(Reference)と直結しないので、ゲストとどうこうなりたくない人は基本的に男性からのリクエストは断ることを勧めます。プロフィールにもその旨記載しておくと、必要以上にリクエストを受け取ることもなくなり、お断りのメッセージを書く手間が省けます。
 部屋のシェアは意外と気まずくありません。ずっと会話してないとダメってこともないし、喋りたければ喋れば良い。夜も自分が眠る時間になったら「電気消して良い?」って一言断って消しちゃってOK.

◆ゲストのためにやっていること
 特別なことはせず、普通に友達が泊まりにきたときと同じような感じです。
 初日夜駅まで迎えに行く(徒歩)、1~2回夕食を一緒に取る(私料理しないので、だいたい外食、気が向けば家でたこ焼きパーティーを開催)、客用布団とタオルを貸す、朝食は用意しない(自分が食べないから…)、最終日朝は自分と一緒に出発・玄関先で別れる…というのが基本的なスタイルです。
 私は月~金曜働いていて土日も予定を詰めちゃってる場合が多いです。なので、平日に夕食を一緒に取るか、夜寝る前にちょっと喋るかくらいで、観光案内は週末予定が空いているときしかやらないです(=ほぼやったことない…)。
 自分のペースを崩さないことが継続のコツかな?と思います。

◆泊めなくても良い?
 食事だけ、というのももちろんOK。私も何回かやっていて、自分の最寄り駅まで来てもらって夕食を一緒に食べて最寄り駅で解散というパターンが多いです。

◆英語の腕前について
 私の知識は中学英語レベル、TOEIC IP 530点(Couchsurfng始める前と比べると、100点くらい上がったと思います!)と、デキるとも言い切れない微妙な実力です。しかし問題ない!話すうちに上達します!
 私なんかは聞き取れなかったら何回でも聞き返すし、知らない単語があったらスペルを教えてもらいます。分からなくても流さないで、その場でドンドン訊きましょう!

◆用意した方が良いもの
 WhatsAppというアプリ(LINEみたいなもの)、外国人で使っている人が多いです。私はCouchsurfing上で知り合って、ホストするって決めたら、WhatsAppの連絡先を交換して以後はWhatsAppで連絡を取り合っています。

◆初めてのゲスト
 自分でリクエスト送りました 笑
 2人目以降は1人目からの評価と、あとは返信率が良ければ、ちゃんとプロフィール書いて写真も載せてるだけで普通にリクエストが来ます。面白そうだなと思う旅人がいたら自分からリクエスト送ることもありますけど。

◆これまでのゲストの年齢
 19~30歳ちょい。やっぱ基本は年齢が近いゲストが楽なのは楽です。

◆過去にホストした人との付き合い
 今でも連絡とる人が多いです。熊本で地震があったときなんか、パリの子が「大丈夫?」ってメッセージくれたりして、(関西在住なんで全然大丈夫なわけだけど)その気持ちが嬉しいですよね。過去のゲストに泊めてもらったりももちろんしました。
 何より、世界のどこかに自分のことを覚えてくれているひとが何人かいるってすごく特別というか、それだけでなんだか嬉しい気がします。

◆個人的にお勧めできないゲスト
 ドレッドヘアーの方は匂いがどうしてもキツイので、1部屋をシェアするのはしんどいと思いました(すいません!)

◆ゲストになったことは?
 実はあるようで無いんですよね…。タイで泊めてもらったことはあるんだけどタイ駐在の日本人の方だったので、初対面の現地の人って実はまだ泊めてもらったことないんです。
 ワーキングホリデーでポルトガルに行ったら、ぜひ挑戦してみたいと思っています!

◆総合して
 おすすめ。海外旅行に行かずして外国気分を味わえるところも私はすきです。強制的に英語を話さなくてはいけなくなるのも練習になるのでまた良い。AirbnbもあるのにわざわざCouchsurfingを使っているということは、基本的にフレンドリーでホストに気遣いできて空気読めるただの良い人がほとんど。気軽にトライしてみてください。